司法試験と予備試験の通算不合格回数1位

旧司法試験と予備試験を通算して24回不合格、大全集太郎のブログ。

民法を制する者は短答を制する

 ここ最近、改正民法条文の見直しをしていました。教材は、LECの完択(Kindle版)です。

Androidタブレットで完択を閲覧しながら、傍らに置いたiPhoneの六法アプリで条文を引きます。

完択だけで勉強すると、いちいちページを戻ったりして面倒ですが、六法アプリで検索できるようにしておけば、ストレスなく読み進められます。

 

 まとめの表とかも、条文一つ一つを六法アプリで引くと読みやすく、理解が深まります。

 

 民法は条文数が多いため、条文そのまま出題されたりすることが多く、条文の勉強をしておけば、そこそこ点数に結びつくので、努力が実りやすい科目と言われています。昔から「民法をマスターする者は短答を制する」と言われていました。これに対して、憲法等は相対的に条文数が少ないため、解釈について判例・学説についても聞かれる比重が大きくなり、努力量に点数が比例しないこともあるみたいです。感覚とかセンスも影響するからです。

 

 まあ、とりあえず、民法ガンガンやっておいて、得点源にするのが良いですね。

私は、昔から、民法で得点稼いで、短答を乗り切る作戦で毎年試験対策してきました。しかし、令和2年度は、改正民法で出題され、対策が万全ではなかったのもあり、民法をあまり武器にできず苦戦しました。

 

 条文をマスターするのは、反復、継続しかないと思うので、コツコツやるしかないですね。