こんばんは、大全集太郎です。
今日は司法試験(予備試験)の短答過去問の話をします。
昔は予備校の短答過去問集を買っていましたが、私のように受験期間が長くなると、毎年新版を買い換えるのは馬鹿らしくなります。
幸い、私が受験している予備試験短答の過去問は、試験本番の受験直後に辰已の自動自己採点を申し込むと、無料で解答速報が貰えます。
ですが、司法試験の短答試験の解答速報は司法試験受験生でないと貰えません(出題問題は一部予備試験と被りますが)。
そこで、どうするかというと、法務省のホームページで、短答の過去の問題が見られるので、それを解いて、解答を見て答え合わせします(解くのが難しい初学者の方は、いきなり解答を見てしまっても構いません)。
で、肢別の正誤は、解答から遡って正誤を付けます。
分からない問題は、六法や、基本書、択一六法、最高裁の判例サイト等で調べ、そのつどパソコンでメモしておきます。
例えば、令和2年の司法試験短答の場合
憲法第16問
ア 2
最判平24.12.7
イ 1
最大判22.1.20(空知太神社訴訟)
ウ 2
「適用される限りにおいて17条に違反」は間違い。法令違憲。
最大判平14.9.11
民法第01問
ア ✕ 15条1項ただし書。
イ ✕ 15条2項。
ウ ✕ 18条1項「請求により」。家庭裁判所が、職権で補助開始の審判を取り消すことはできない。
エ ○ 13条3項。
オ ○
こんな感じでメモしておいて、後で見返せば十分です。
なお、肢別本のアプリ版は、たまに買ってます。クイズ形式で、隙間時間に解けるので便利ですね。